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2004.4.28 10球目の、同点タイムリーヒット

 八回、驚異的な追い上げで2点差まで迫り、なおも2死二、三塁。ほんの一部の千葉ロッテ応援団を除く球場全体の誰もが「奇跡」を期待する異様な雰囲気の中、川崎選手は打席に入った。
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 1球投じられるたびに、歓声は大きくなり、緊張感が増していく。決着は果たして感激なのか、はたまた悲劇か。時間が経てば経つほど、期待と不安は増していく。川崎選手は、まるでそれを煽るかのように、ファールボールを放ち続ける。カウント2−3から4球ファールを続けた後の10球目、125キロのフォークボールだった。
 今度はフェアゾーンにボールが転がる。
打球は一、二塁間を抜けライト前に転がった。三塁ランナーに続き、二塁ランナーも懸命にホームイン。劇的な同点劇に、福岡ドームのボルテージは最高潮に達した。
 試合はその後に再びリードを許し残念ながら敗れてしまったが、野球の醍醐味を十分に味わうことの出来た試合を演出してくれた。




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